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『媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜』感想

3月 19, 2021

2216字 読了時間約5分

作品名 媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜
ブランド エルフ
シナリオ 土天冥海
原画 市川小紗
発売開始日 2008/3/28
定価 7124 税込み
公式ジャンル AVG
パッチやアペンド なし
ジャンル シナリオゲ
属性 ミステリー アニメーション
DMMダウンロード版 リンク


公式紹介

拓也と由紀。
二人は付き合って3ヶ月の恋人同士。
拓也は彼女と一緒に行く、卒業旅行の資金を貯める為、
乙葉の家庭教師として三澤家に住み込む事に。

『この家はどこかおかしい』

日を追うごとに狂い出す歯車。
三澤家の微妙なバランスに狂いが生じ、
不可解な出来事が拓也の周りに起こり始める。

おすすめするポイント


寝取り寝取られ目当てなら期待外れでしょう。ある意味タイトル詐欺かもしれない。

ただサスペンスとしてめちゃくちゃ出来が良かったので、おすすめできる。

 

思い入れ、事前印象


2019年の八月にエルフとシルキーズの10本一万円セールで買った。

パケ買いです。シナリオゲじゃなくて抜きゲっぽい雰囲気があったが……

 

番外編「律子の溜息・由紀の香り」というifルートと後日談のようなものもある。(感想記事

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&キャラクター&エンディング]

最初はNTR系の抜きゲだと思っていたが、ほのぼの系と見せかけたサスペンスだった。

松太郎は声もあって、典型的な悪者だと思い込んでいたが、エンディングをいくつか見て、そんな安直なもんではないと気づき、いろいろと予想してみた。見たエンディングではどれも香織さんが一番得をしてることに気づき、黒幕が香織さんだとわかった。乙葉が一人暮らしをしたいと言い出した時から気づくべきだった。彼女は何となく気づいていたのだろう。由紀と一緒にバイトをやめるエンドもあったので、協力者だったのは予想外だった。しかし、最初は彼女のいるリア充だと思っていた主人公もさすがにかわいそうになった。パンツマンエンドと律子冤罪エンドで隆司と律子も何考えているのかわからなくなり混乱させられた。

いつもエルフ作品のように、本作も個性の強いキャラばかりだった。主人公と一番かかわっているのは奥ゆかしい香織も本性ではなかなかに変わったキャラだ。律子も昭彦も隆司性格がきつそうだが、読み進めていくと悪くないやつだとわかる。松太郎は本作ではただのかわいそうな奴だが、昭彦の言う通り、悪い奴だろう。乙葉は…………地味だ。

本作はノベルゲームらしい会話パートと遺作であるような移動パートがある。しかし、脱出系のものではなくずっと同じ家の中を移動してるので意味を感じない。唯一の探索要素として、松の書斎のカギを見つけるところがあるが、ギャラリーに置けばいいじゃないかと思う。テンポが悪くなるほどのものではなかったが、間違いなく蛇足だった。

マルチエンディングで、バイトをやめるエンド、捕まるエンド、由紀エンド(バッドエンド?)と香織エンド(内容はバッド)、乙葉エンド、バッドエンドそしてトゥルーエンドの沙耶エンドがある。バッドエンドがなかなかバッドだった。

沙耶エンドを見た後は一階にある謎の部屋の鍵が手に入り、入ると媚肉の香織という本編における香織目線のシナリオが見られる。イブバーストエラーでいうと真弥子の日記(ネタばれ反転)みたいなもの。つじつまが合っているうえに、香織がすがすがしいほどの悪女で面白い。某裏表のない素敵な人のおかげで、私は裏のあるキャラが好きになったので、最初はあまり好きじゃなかった香織さんも、本性を知ってから一番好きなキャラになった。

媚肉の香織を見た後、松の書斎の机の端に妊娠した沙耶の小さいフィギュアみたいなものが出現する。クリックすると沙耶エンドの後の話が見られる。

タイトルにあるネトリネトラレというのは主人公ではなく、香織のことではないかと思う。彼女の人生はネトリネトラレヤリヤラレで出来てる。

[エロシーン&アニメーション&CG]

エロシーンのアニメーションの出来がすさまじく良い。CGも全体的によかった。沙耶が水槽を掃除するものとプールへ行くときのCGが特に印象に残った。背景の青色が綺麗だった。しかし、一部気になるものがあった。というのも、本作のキャラの目じゃ大きく二種類に分けられる。律子、沙耶、松太郎、隆司の細長い目、そして由紀、乙葉、香織の恐ろしいほどに大きくて丸い目。後者の乙葉と由紀の一部の立ち絵やCGでは目が大きすぎて違和感を感じた。

エロシーンの出来は非常に良かったが、シナリオの性質上、連続したエロシーンはなく、抜きゲではない。ただ、バッドエンドはえぐかった。見てる側がいやになるほど長く続く凌辱シーンだった。素晴らしかった。

そして意外だったのは、普通は頭の悪そうな抜きゲにあるボテ腹のシーンが二つもあったことだ。

[おまけ]

香織エンドを見た後に一階のもう一つの部屋の鍵が手に入り、入るとキャラの着せ替えができるようになる。しかし、香織エンドまで見たら本編はほぼ終わってるようなものなので、媚肉の香織くらいしか使える場所がない。時江、律子、由紀、沙耶はセーラー服がよく似合っていた。

また、見られるようになるタイミングはわからないが、松の書斎の机の上に置いてある本をクリックするとNGCGが見られる。

[まとめ]

エルフの作品の中で一番好きな鬼作と並べられるくらい楽しめた。エロシーンの出来も素晴らしく、名作だった。